存在感抜群!極厚古材のローテーブル【大阪で古材リフォーム】
2020/10/29
存在感抜群!極厚古材のローテーブル【大阪で古材リフォーム】
リビングなどの人が集まる空間の中心に最適なローテーブル。
今回は極厚古材(厚さ約100mm)を使って製作したローテーブル(アンティークプランクテーブル)をご紹介します。
アンティークプランクと呼んでいる極厚古材は、100年ものの木造建物などに使用されていた構造材や建築材です。
樹種はヘムロックやダグラスファー、ピッチパインなどの針葉樹で、北米で育って建物に使用されたものを輸入。
木口を含む全面が経年変化していて厚みが100mm前後、長さも3000mm程度あるため、バーカウンターなど
にも最適ですが、年々流通量が減っており貴重な古材です。
輸入したバーンウッド(解体古材)を自社倉庫に蔵置し、依頼に応じて選別、加工をしていきます。
今回は3枚継ぎのローテーブルなので、厚みや表情のマッチする材を選別しました。
選び出したプランク材は、まずサイズカットをしてから隣り合う板同士の相性をチェック。
全体の収まり具合や見た目も含めて一番良い組み合わせを確認してから、加工していきます。
切り出した部材はサンディングで仕上がり表情の大方の具合を見ながら進めます。
木口面も先程のサイズカットで表情が乏しいので、加工して風合いを出していきます。
まだまだ荒い状態ですが、サンディング前の物と並べると一気に雰囲気が出てきました。
大まかなサンディングで全体の風合いを出した後は、サンドペーパーの番手を段階的に上げて
細部の突起やササクレなどを、実際に素手で具合を確かめながら均す工程に入ります。
続いて、仕上がった部材を接合してテーブル天板を仕上げていきます。
天板の接合はビスケット固定、背板固定などいくつかありますが、今回はアンティークプランクの
厚みに似合う鎹(かすがい)を使います。
接合が完了したら部材の接合部や全体の触り心地、見た目の不具合などが無いかをチェック。
チェック後はテーブル脚と接合して完成です。
今回はテーブルやテレビボードなどの脚として人気の高い、黒皮鉄の脚を取り付けました。
古材と黒皮鉄の相性は抜群で、ビンテージ感とモダンさが様々な空間にマッチします。
実際のリビングに設置すると、しっかりとした存在感を示しながらも、うまく空間にマッチしています。
アンティークプランクなどの古材は表情が豊かなので、例え同じサイズのものを製作しても表情が異なり、
一点ものを所有する満足感も得られて使用しながらの経年変化も楽しめます。
また、アンティークプランクは今回製作のローテーブルのほかにも、バーカウンターや店舗什器などに使用
する事で、その重厚な迫力からお店の印象をグッと引き上げてくれる効果も。
迫力と味わいのある空間づくりにオススメです。
今回製作したローテーブル(アンティークプランクテーブル)の参考価格は、、、
・アンティークプランクテーブルトップ(極厚古材製作)
(厚み)約100mm ×(奥行)約700mm ×(幅)1200mm サンディング加工・無塗装品
※3枚接合 カスガイ接合品 ¥155,000+税
・アイアンレッグ(角パイプ ロの字型)
(幅)670mm ×(厚み)40mm ×(高さ)300mm 黒皮鉄オイル仕上げ(特注サイズ)
¥58,000+税
※サイズや仕上げ、テーブル脚の種類などにより金額は変動します。
※製作期間は最終確定後2週間~となります。
ショールームには製作展示品、加工前のビンテージウッド(古材)等をご覧頂きながら、
ご希望をお伺い致します。お気軽にご相談ください。
ショールーム営業時間
平日10:00~19:00 (土日祝は定休日)
※営業時間中のご来店が難しい場合はお電話やメールにて一度ご相談ください。
(TEL:072-754-4160)